脱毛から帰ってシャワーを浴びたら、ビキニラインが真っ赤になっていて、数日たつと小さな赤いブツブツまで出てきて戸惑うことがあります。ほとんどは時間がたてば治まる反応ですが、同じ「赤くてブツブツ」の中にも性質の違う変化が混じっているため、見分け方を知っておくと気持ちがずっと楽になります。
この記事では、施術のあと肌に現れる変化を中心にまとめました。初めての施術に向けた準備はブラジリアンレーザー脱毛、初めてなら何を知っておけばよいでしょうか?で、また生えてくる毛と回数はレーザー脱毛のあと毛がまた生えてきました。何回受ければよいでしょうか?で取り上げています。

施術の直後に肌が赤く腫れました。正常ですか?
はい、いちばんよくある反応です。 レーザーの熱が毛包に伝わる際にまわりの肌も一時的にほてるため、軽い日焼けのように赤くなったり、腫れたり、ヒリヒリしたりすることがあります。毛穴の一つひとつが少し盛り上がって見えることもあります。
こうした反応は、たいてい一日から三日ほどで少しずつ薄れていきます。タオルで包んだ保冷剤などで短時間冷やすと、ほてりや不快感がやわらぎます。氷を直接肌に当てたり、長く当てたままにしたりはしないでください。時間がたつにつれて赤みが薄れていくのか、逆に濃くなっていくのかが、いちばん大切な見分けどころです。
数日たって赤いブツブツが出てきました。なぜですか?
レーザーを受けた毛が皮膚の外へ押し出されるころに、毛包のまわりに炎症(毛包炎)が起こることがよくあります。 施術の直後は何ともなく、数日たってから出てくるのが特徴で、ほとんどは浅い炎症のため、刺激を減らせば自然に治まります。
毛が太く縮れている場合や、ビキニラインのように衣類がよくこすれる部位で多く見られます。皮膚科の学術誌の症例報告でも、押し出されていく毛が炎症の中心になると考え、自然に治る合併症として説明しています。ただし、表面の小さなブツブツとは違い、大きく硬く腫れている場合、押すと痛む場合、膿がたまっている場合は細菌感染の可能性があるため、診察で確認が必要です。
毛が皮膚の中に閉じ込められているように見えます。埋没毛でしょうか?
皮膚の下に毛が透けて見えたり、一本の毛を中心にかゆいブツブツができたりしているなら、埋没毛(イングロウンヘア)の可能性があります。 毛が皮膚の外に出られず内側に向かって伸びてしまった状態で、カミソリやワックスで処理してきた部位や、太く縮れた毛でよく起こります。
毛抜きで掘り出したり針でつぶしたりしたくなりますが、そうすると肌が傷つき、感染や濃い跡が残ることがあります。毛先がすでにはっきり外に出ている場合でなければ、触らないほうが安心です。回数を重ねて残る毛が減ると埋没毛も減ることが多いのですが、同じ場所にくり返しできる場合は、次の施術の前にお伝えください。
| こんな様子なら | よく考えられること | こう見てみてください |
|---|---|---|
| 施術当日から広く赤く腫れ、毛穴が盛り上がる | 施術直後の一時的な反応 | 一日から三日ほどで薄れていくか |
| 数日後、毛のあった場所ごとに小さな赤いブツブツ | 毛が押し出される際に起こる毛包炎 | つぶさずに刺激を減らしたとき治まるか |
| 皮膚の下に毛が透けて見えるかゆいブツブツ | 埋没毛 | 抜かずに待ったとき小さくなるか |
| 大きく硬いしこり、膿、押すと痛む | 細菌感染の可能性 | 診察で確認 |
| 水ぶくれ、浸出液、かさぶた、だんだん強くなる痛み | やけどの可能性 | 施術を受けたところにすぐ連絡 |
この表は自分で診断するための基準ではなく、様子を見るか連絡するかを決める出発点です。いくつかの様子が一緒に現れたり判断に迷ったりするときは、写真を撮っておき、施術を受けたところに相談してください。
肌の色が濃くなったり薄くなったりしました。元に戻りますか?
レーザー脱毛のあと、肌がまわりより濃くなったり薄くなったりする色素の変化が起こることがあり、時間とともに元の色に戻ることが多いものの、一部は長く残ることもあります。 炎症があった場所や日焼けした肌、もともと肌の色が濃いほうの人では起こりやすくなります。
色が変わった部位は、日光や日焼けを避け、かいたりこすったりして刺激を加えないことが基本です。美白の塗り薬や角質ケア製品を自分で使う前に、まず施術を受けたところに見せてください。色の変化が落ち着かないうちに同じ設定で再び施術を受けると刺激が重なることがあるため、次の施術の時期や方法を改めて決めることになります。
回復するまでのあいだ、何を避ければよいですか?
赤みやブツブツが治まるまでは、肌をかく・抜く・こする・温めることを減らすのがポイントです。 細かな期間は施術を受けたところによって案内が異なることがあるため、受けた案内を優先してください。
- その部位のカミソリ処理はしばらく休む 赤いブツブツがある肌にカミソリを当てると、炎症が広がることがあります。治まってから、毛の流れに沿ってやさしく処理します。
- ワックス・毛抜き・除毛クリームは使わない 毛を根元から抜くと、次の施術でレーザーが作用する毛がなくなるうえ、回復中の肌に刺激が加わります。
- スクラブや角質ケアは先延ばしにする 粒入りのスクラブや角質ケア製品は、赤みやヒリヒリ感が十分に治まってから、始める時期を施術を受けたところに確認したうえで、やさしく使います。
- 締めつける服と摩擦を減らす ビキニラインは下着の縁やズボンの縫い目がこすれ続ける場所です。数日はゆったりしたボトムスや綿の下着など、こすれにくい服を選んでください。
- 熱や汗が出る状況を減らす サウナ、熱いお風呂、汗をたくさんかく運動は赤みが治まるまで控え、汗をかいたらやさしく洗って水気を拭き取ります。
- 日光と日焼けを避ける 刺激を受けた肌が日焼けすると、色素の変化が起こったり長く残ったりしやすくなります。
どんな症状があればすぐに連絡すべきですか?
水ぶくれ・膿・発熱など、やけどや感染が疑われるサインがあるときは、次の予約を待たずに施術を受けたところに連絡してください。 レーザー脱毛は肌へのダメージがまったくない施術ではなく、まれにやけど・感染・傷あとが生じることがあります。
連絡するときは、いつ施術を受けたか、症状が何日目から始まったか、自宅で何をしたかとあわせて、同じ距離・同じ明るさで撮った写真を見せると、変化を判断する助けになります。かゆみやおりものの変化など、脱毛とは関係がないかもしれない症状も一緒にあるときは、別に診察を受けて原因を確かめてください。
次の施術の前に何を相談すればよいですか?
前回のあとの反応を具体的に伝えると、次の施術の時期や設定・ケアの方法を調整する根拠になります。 反応があったからといって必ず脱毛をやめなければならないわけではありませんが、肌が完全に落ち着いてから続けるのが原則です。
- どんな反応が、いつ、どこに出たか 赤み・ブツブツ・埋没毛・色の変化が施術の何日目に出て、何日で治まったか、特定の部位だけにくり返し出るかをお伝えください。
- 今も残っている変化 色が変わった場所やまだ残るブツブツがあれば、その部位は時期を延ばしたり、お休みしたりするほうがよい場合があります。
- そのあいだに変わった健康情報 新しく飲み始めた薬、ヘルペスの再発、日焼けしたこと、妊娠の可能性など、肌の反応に影響する変化は施術の前にお話しください。
- 自宅で試したケア 使った製品や、カミソリ処理・角質ケアをした時期を伝えていただくと、次の施術のケア案内を決める参考になります。
