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LILEAPコラム

子宮頸部細胞診とHPV検査、何が違うのでしょうか?

検診を受けて「細胞は正常なのに、HPVが出ました」と説明されると、どちらの結果を基準に考えればよいのか迷うことがあります。二つの検査が同じ答えを出さなければならないわけではありません。検診前の準備を知っておくことからさらに一歩進めて、今回は検査ごとに何を見て、結果の後には何を確認するのかを整理します。

細胞とウイルスを象徴する絵が描かれた二枚の紙を並べて見ている手

検査の異なる目的を表した生成画像です。実際の検査結果票や顕微鏡写真ではありません。

二つの検査は何を確認しますか?

細胞診は細胞に現れた変化を、HPV検査はその変化に関連し得る高リスクウイルス感染を確認します。 検査のときの感じ方が似ていても、検査室で確認する対象は異なります。

検査確認する対象結果で主に見る内容
子宮頸部細胞診(Pap検査)子宮の入口である子宮頸部から採取した細胞の形正常か、どのような種類の異常があるか、判定するのに検体が十分だったか
高リスクHPV検査子宮頸がんに関連するHPVの型に感染しているか陰性か陽性か、検査で区別して報告されたウイルスの型

子宮頸部から採取した検体で、二つの検査を同時に行うこともあります。ただし、一回採取したからといって両方の項目を検査したとは限らないため、結果票の検査名を確認する方が正確です。すべての人が毎回二つの検査を一緒に受ける必要があるわけでもありません。年齢、これまでの検査結果、治療歴などをもとに、必要な項目を決めます。検査の流れについての説明は、MD AndersonのPap検査のご案内でも確認できます。

細胞は正常でも、HPVが陽性になることはありますか?

あり得ます。高リスクHPVは検出されたものの、今回採取した細胞には異常が観察されなかった状態です。 結果が互いに矛盾しているわけではなく、HPV陽性がそのままがんを意味するわけでもありません。

HPV感染は時間とともになくなることもありますが、高リスクの型が続くと、細胞の変化に関連することがあります。そのため、症状がなく細胞診が正常でも、案内されたその後の確認を省かないことが大切です。MD AndersonのHPV陽性結果のご案内は、感染の確認とがんの診断を区別しながら、結果に応じたその後の診療を重視しています。

反対に、細胞診で異常が出たからといって、すべてががんである、またはHPVが原因であるとは限りません。炎症やホルモンの変化などが、細胞の形に影響することもあります。「異常」という一語よりも、どのような所見かを確認する必要があります。HPVが陰性でも、細胞診の異常所見をなかったことにはしません。

再検査と追加検査はなぜ必要ですか?

同じ検査をやり直す理由と、組織を確認する理由は異なります。 再検査を案内されたときは、次のどの目的に当たるのかを尋ねてください。

  • 検体を改めて確保するため: 細胞数が足りない場合や、血液・粘液に隠れて判定が難しい場合は、再採取が必要になることがあります。「検体不適正」は、正常の判定でも、がんの判定でもありません。
  • 時間の経過による変化を確認するため: ウイルスが引き続き検出されるか、細胞の所見が変わるかを、一定期間の後に改めて見る場合です。再検査の時期は、一人ひとりの結果と既往歴によって異なります。
  • 異常のある部位をより詳しく見るため: コルポスコピーで子宮頸部を拡大して観察し、必要であれば小さな組織を採取して確認します。スクリーニング検査で残った疑問をより具体的に見る過程です。

追加検査をするかどうかは、今回の結果だけでは決めません。これまでの異常所見や前がん病変の治療歴、年齢なども判断に反映します。インターネットで見た他の人の再検査の間隔をそのまま当てはめるのではなく、ご自身の結果に合った予定を確認してください。これらの原則と検査ごとの役割は、米国国立がん研究所の結果の解釈に関する案内に基づいて説明しました。

結果を受け取った後は、何を押さえておくとよいですか?

検査名、正確な結果、次の日付をひとまとまりで残してください。 以前の結果票も一緒に準備すると、過去の結果と比較するのに役立ちます。

検査を受けるときには不快感や痛みを感じることがあり、採取の後に少量の出血が出ることもあります。つらいときは我慢せず、中止を依頼してかまいません。出血が多い場合、または少量の出血が数時間たっても止まらない場合は、検査を受けた医療機関に連絡してください。具体的な検査の流れと採取後の注意事項は、NHSのご案内を参考にしました。

どちらの検査も、一回の結果で今後のリスクをすべて除外する検査ではありません。結果が正常でも、案内された検診は続けてください。子宮頸がんの検査に関するホームページのご案内と女性の健康検診のご案内で、関連する診療内容をご覧いただけます。

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