洗っているときに小さな塊を見つけたとき、最初に知りたいのは「このままにしてよいか」かもしれません。小さくても痛むと座ることや歩くことがつらく、痛くなくても残り続けると気になります。外陰部のしこりをすべて同じ治療では解決しない理由から、見ていきます。

位置が分かると、何が変わりますか?
外陰部とは、腟の外側に見える皮膚と組織のことです。毛の生える側の皮膚の隆起、皮膚の下に触れる袋のような塊、腟口の近くにできた腫れは、確認すべき構造が異なります。写真一枚や触れた感じだけでは、病名を確定することは難しいです。
腟口の片側にできるバルトリン腺嚢胞は、分泌物の出る通り道がふさがることによって生じることがあります。小さくて痛みがないこともありますが、感染を伴うと強く痛んだり熱が出たりすることがあります。毛の周囲の炎症やほかの皮膚の嚢胞も、同じように感じられることがあるため、実際の位置と皮膚の状態を確認します。
早めに受診すべき変化はありますか?
痛みが弱くても、硬く固定された感じ、大きくなり続ける変化、消えずに残る、または同じ場所に繰り返すしこりは、確認が必要です。「痛くないから大丈夫」「小さいからニキビだ」と決めないでください。表面の傷・出血が続いていないかも、一緒にお知らせください。
診察と検査は、どのような順序で行いますか?
初めて見つけたとき、大きくなる速さ、除毛や摩擦との関係、以前に同じ場所が腫れたことを、まずお話しください。診察では、しこりの位置・表面・硬さ・押したときの痛みなどを確認します。性感染症が心配な状況やほかの症状も、隠さず説明すると、必要な検査を選ぶ助けになります。
診察で原因が明らかでない場合は、超音波や組織検査などの追加の確認を提案することがあります。すべてのしこりに同じ検査が必要なわけではありません。「この検査は、何を見分けようとしているのですか」と尋ねると、次の段階の目的を理解しやすくなります。
しこりがあると、手術が必要ですか?
治療は、確認された原因と不快さの程度によって決めます。バルトリン腺嚢胞には経過を見る場合もあり、感染や繰り返す症状のために、薬またはドレナージ(排液)処置が必要な場合もあります。切開する、または排出の通り道を保つ治療を検討するときは、痛み・出血・感染・再発の可能性と、その後の管理についても説明を受けてください。
自宅で押したり潰したりすると、傷や感染を増やすことがあります。皮膚がすれる衣服を避け、手で何度も確認する行動を減らしてみてください。すでに自然に破れても、痛みや熱が続く場合は、受診を先延ばしにしないでください。
女性疾患の診療案内で、関連する症状の相談の経路を確認できます。この文章の内容は、NHSバルトリン腺嚢胞としこり評価の案内を参考にしました。
